「昔は貯金していたら、いつのまにか倍になっていた」
中高年の方がそう言っているのを聞いて
「そんなバカな」と思い調べてみたら
1974年時点の郵便局の定額貯金金利はなんと8%!
1990年まで平均5~6%で推移しています
この1974年~1990年に100万円を預けていたら、200万円以上になっています
信じられないような本当の話でした・・・
ですがそれは過去の話、現在の金利は0.002%と余計なゼロが3つもついています
ゼロに憑りつかれてます
暴走した黒カトルぐらい怖い落差がある現在と過去ですね
預けるだけでほぼノーリスクでお金が増えていく優しい時代に比べて
現状ではお金を預けていても、逆に円安などによって価値が目減りしていく
そんな不安すらあります
「ゼロ、俺を導いてくれ・・・」
そんな言葉で金利に語りかけても、増えたゼロは応えてくれません
むしろ時間外にATMで引き出すだけでマイナスにしてくれます
これから必要になってくる考えは「過去の優しい世界に戻ればいいな」といったものではなく
「この世界の片隅に」のような、つらい現実を受け入れて這ってでも未来へ進んでいく
そんな気概だと思います
そのために必要なものはリスクを負う覚悟です
自分のこれからを自分自身で選択し、その選択の結果を自分で受け止める覚悟
盛者必衰、栄枯盛衰、世画査短・・・勢いがあってもそれは永遠には続きません
だから常に考え、選択し続けなくてはこれからを生き残っていくことはできません
この過酷な世界を歩いていくために、もっと脚力を鍛えていこうと再決意するアヒルなのでした