2030年までにFIREをしたいアヒルが日々の資産状況をメモするために始めたブログです

FANG+毎月10万円積立で資産2800万円達成!ぶれない投資マインドのススメ

はじめに

株式投資を始めてから、しばらくして気づいたことがあります。

「RPG(ロールプレイングゲーム)と株式投資は似ている」
地道に敵を倒して経験値を積んでいけば、いつかはラスボスを倒せる。
株式投資も同じです。淡々と投資していけば、いつかは目的を達成できる。
私はレバナスやFANG+指数への積立投資を毎月10万円、淡々と続けています。
その結果、2025年7月末時点で資産総額がついに2800万円を突破しました。
こうした成果は一朝一夕に得られたものではなく、日々の積み重ねの賜物です。
この記事では、私自身の投資経験を通じて学んだ
「ぶれないRPG投資マインド」の大切さを解説していければと思います。

FANG+とレバナスって何?

まず初心者の方にも分かるように、FANG+とレバナスという用語をかみ砕いて説明しますね。
FANG+(ファングプラス)指数とは、Facebook(現在のMeta)、Amazon、Netflix、
Google(Alphabet)を含む米国企業10銘柄で構成される株価指数ですdaiwa-am.co.jp
要するに、世界を代表するテクノロジー企業10社に均等投資するイメージですね。
ちなみに、このFANG+指数は2014年から2024年の10年間で約15倍に急成長した実績があり
daiwa-am.co.jp、ハイテク株の強さを象徴する指数でもあります。
その高成長ゆえリスクも伴いますが、大きなリターンを狙える魅力があるわけです。
一方、レバナスとはNASDAQ-100指数(米国の代表的ハイテク株指数)に連動し、
その値動きを約2倍に拡大するよう設計されたレバレッジ型投資信託のことですrakuten-toushin.co.jp。ハイリスク・ハイリターンなため上級者向けですが、「風丸さん」などの著名ユーチューバーたちが紹介したことをきっかけに個人投資家から大きな注目を集めています。
ちなみに私自身はFANG+指数に連動する投資信託(いわゆるFANG+ファンド)に毎月10万円ずつ積み立てています。レバナスのように2倍のテコは掛けていませんが、それでもご存じの通りハイテク株はボラティリティ(値動き)が大きいです。だからこそメンタル面の指南書として、本記事で紹介する心構えが重要になってきます。

資産経過の振り返り:継続は力なり

上のグラフはここ3年間の資産推移を示したものです。

2022年頃からスタートした当初こそ資産額は数百万円規模でしたが、

その後もFANG+積立を継続したことで、グラフの通り資産総額は右肩上がりに増加しています。

途中で折れ線が上下に揺れ、まるでジェットコースターのような局面もありますが、

それでも長期で見ればしっかり資産が積み上がっているのがわかりますね。

まさに「塵も積もれば山となる」、そしてゲームで経験値を貯める主人公の如く、

コツコツ続けてきた結果がこの折れ線グラフに表れています。

特に直近では、2025年7月30日時点で総資産が28,014,734円となりました。

これも、派手な売買をすることなく淡々と積立投資を続けてきた賜物です。

例えばRPGゲーム『ドラクエ』シリーズでモンスターを倒して経験値とゴールドを積み上げていくように、投資でも日々の積立という地道な行動が大きな成果につながります。

でも、私も最初からこうしたことをぶれずにやっていけたのかというと、けしてそうではありません。

SOXLの短期売買であったりCWEBへの短絡的な投資にその名残があります。

私自身もまだ投資をはじめて5年なので、長期投資を成功させるために日々忘れてはいけないポイントを5つ、わたし自身の勉強のためにも紹介しようと思います。

長文となってしまいますが、お付き合いしていただけると幸いです。

1. 市場の乱高下に動じないこと

株式市場は時に乱高下(ジェットコースターのような急騰急落)を見せます。

ですが、そんなときでも「心を無にして動じない」姿勢が大切です。

それは『スラムダンク』の仙道彰が言う「まだあわてるような時間じゃない」の境地ですね。

実際、長期投資を志向する人には

株価の乱高下にも「何も動じずじっと構える」タイプが多いそうですmedia.rakuten-sec.net

彼らは「経済は長期的に成長し株価もいずれ上昇する」と信じており、

目先の暴落が起きても狼狽せず株を持ち続ける方が得策だと考えていますmedia.rakuten-sec.net

過去の例を見ても、ブラックマンデーやリーマンショック級の急落が起きても

その後には回復し、株価は以前の水準を超えて上昇しているケースが多々あります。

短期的な下落は一時的な「ノイズ」にすぎないというわけですnote.com

こちらは直近1年間の私の資産推移です

今年4月頃には評価額が大きく落ち込む局面がありました(チャート上でも深い谷になっていますね)。正直、ポートフォリオが青ざめるような下落を目の当たりにすると、

人間ですから不安になる気持ちはあります。しかし私はそこで慌てて売却することなく、

むしろ「安くたくさん買えるチャンス」と前向きに捉えて積立を継続しました。

その結果、その谷は数ヶ月で埋まり、資産は元の水準以上に回復しました(グラフ右端)。

ゲームでもHPが減っても慌てずに回復呪文を使って耐え凌ぐようなものです。

一時的な値下がりにいちいち動揺せず、平常心で構えるのが長期投資の秘訣と言えます。

2. 淡々と積み立てを継続すること

継続は力なり」ということわざは投資にも当てはまります。

定期的に積立投資を続けることで、時間を味方につけて資産を増やす効果が期待できますnote.com

長期で投資をすれば複利(利息が利息を生む効果)の恩恵で

資産が雪だるま式に増えていきますnote.com

著名投資家のピーター・リンチも述べていることがあり

「マーケットタイミング(売買のタイミング)を完璧に図ろうとしても成果に大差はなく、それよりも定期的に投資を続けることの方が重要だ」と述べていますinvestlingo.jp

実際、毎年最悪のタイミングで買った投資家と、最高のタイミングで買った投資家、そして機械的に年初に買った投資家では、30年という長期で見ると「リターンにほとんど差がなかった」というデータもありますinvestlingo.jp

この話は「結局、コツコツ続けた者が最後に勝つ」という事実を端的にあらわしています。

ドルコスト平均法(毎月一定額を投資する手法)で積立を行えば、

市場の上げ下げに振り回されにくくなりますnote.com

値下がり時には多くの口数を買い、値上がり時には少ししか買わないことで

平均購入単価が平準化され、リスク分散につながるからです。

つまり、市場の上下動を気にせず淡々と買い続けることで、

長期的な資産形成の効率が高まるわけです。

これはまるで「グランブルーファンタジー」で毎日ログインすればもらえるボーナスや、

イベントごとに獲得できる武器や装備を集めて「古戦場」イベントに挑むことと一緒です。
(未プレイの方、置いてけぼりすいません)

私自身も、どんなに相場が荒れても毎月の10万円積立だけは

「ルーティン」として欠かさず実行しています。

株価が下がっていれば「ラッキー!今月は安く仕入れられる」と前向きに考え、

上がっていれば「資産評価額が増えて嬉しい」と捉えるようにしています。

こうしてポジティブに習慣化してしまえば、マーケットの騰落に心乱されることも減ります。

ゲームでも投資でも経験値の積立習慣が将来の大きなリターンを生むのです。

3. 世界の情勢に振り回されないこと

グローバルニュースや経済の大事件に触れると、つい「市場は大丈夫か!?」と不安になりがちです。確かに世界の情勢にアンテナを張っておくこと自体は悪くありません。

しかし、そこで動揺してしまい投資方針まで変えてしまうのは考えものです。

大切なのは「情報収集はするが、自分の長期戦略は崩さない」というスタンスでしょう。

例えば、株式市場が大きく下落するようなニュース(リセッション懸念や地政学リスクなど)が流れても、それに翻弄されて狼狽売りや過度なポジション変更をしないことです。

専門家も「投資において雑音(ノイズ)を無視し、短期的な世界情勢の変動に一喜一憂しないことが肝心」とアドバイスしていますlogicfinancialservices.co.uk

私もウクライナ情勢や米国金利のニュースはチェックしますが、

諸行無常と捉えて、自分の積立を粛々と続行するだけです。

不安定な情勢に直面したら現金バッファ(緊急資金)を確認し、

必要なら生活防衛資金を手元に確保しておくべきです。

十分なキャッシュの備えがあれば心の余裕が生まれ、判断力を保つことができますnote.com

事実、緊急資金があれば予想外の出費や収入減少があっても冷静に対処でき、

パニック売りする必要もなくなるのですnote.com

情報に惑わされず、自分の軸をブラさない——これが世界情勢と付き合うコツです。

4. 他人とパフォーマンスを比較しないこと

ついついSNSやブログで他人の投資成績を見ると、自分と比べてしまうもの。

しかし、これはゲームで他人のステータス画面と自分を比べるようなもので、

あまり意味がありません。

他人が100万円儲けていようと、自分の目的や状況とは関係ないのです。

楽天証券のレポートでも「他人との投資成績比較はほとんど意味がない」と

はっきり指摘されていますmedia.rakuten-sec.net

投資額もリスク許容度もみな違います。

他人と比較して「あの人に勝った負けた」と一喜一憂しても、

得られるものは自己満足か不要な劣等感くらいでしょうmedia.rakuten-sec.net

特に平均リターンとの比較で自分が負けていると落ち込む必要は全くなく、

逆に平均を上回っていても過信は禁物ですmedia.rakuten-sec.net

そもそも他人は他人、自分は自分です。

RPGでもプレイヤーごとに攻略チャートやレベル上げのペースが違います。

早く魔王を倒した人がいても、自分には自分の冒険があるのです。

そこがまた面白いところです。

人によって投資を始めた時期も異なりますmedia.rakuten-sec.net

昨年から始めた人と10年前からやっている人では、多少の成績差があって当然です。

また、資産規模によって取れる戦略も違いますから、資産が億ある人のポートフォリオを

そのまま真似してもうまくいくとは限りませんmedia.rakuten-sec.net

他人の成果に振り回されるのではなく自分の目標と計画に集中する」ことが、

健全なメンタルを保つ秘訣です。

5. 投資の目的を見失わないこと

最後に、一番根本的で大事なこと。

それは「自分は何のために投資をするのか」という原点を常に意識することです。

これを忘れてしまうと、相場に翻弄されて自分を見失いがちになります。

人それぞれ投資の目的は違います。

老後資金のため、子どもの教育資金のため、将来やりたいことの資金作り…

あなた自身のゴールを明確にイメージしましょうnote.com

例えば「◯年後に資産○万円達成してセミリタイアしたい」でもいい

「家族で海外旅行に行ける余裕資金を作りたい」でもOKです。

その目標があなたの羅針盤となり、暴風雨のような相場でも進路を示してくれます。

逆に目標がぼんやりしていると、目先の利益や他人の成功談に心が揺れてしまいがちです。

私の場合、「嫌な会社を辞めて自由な生活を送る」という大きな目的があります。

この目的を達成するためにレバナスやFANG+や毎月10万円積み立てており、

その過程をブログで公開することで、訪れた人に

「自分も続ければ大丈夫」と勇気を持ってもらえたらと願っています。

目的意識があるからこそ、多少の含み損を抱えても落ち込まずに済みますし、

利益が出てもすぐ舞い上がらず次の積立に向かえるのです。

投資という長旅の「目的地」を見失わずにいること——これが何よりも大切だと感じています。

おわりに

「ぶれない投資マインド」の5つ、いかがだったでしょうか?

どれも当たり前のようでいて、実践するとなると悟りを開くレベルで難しい部分もあります。

しかし、ゲームやアニメのヒーローたちも最初から強かったわけではありません。

苦境に立たされても諦めず、心を鍛え、コツコツ努力を積み重ねたからこそ

最後に勝利を掴んでいます。

株式投資も同じで、最強メンタルという名の防具を身につけていれば、

どんな相場の荒波も怖くありません。

動じない心で淡々と積立を続け、世界の雑音に惑わされず、

自分の物語(ゴール)をしっかり胸に刻んで歩んでいきましょう。

そうすればきっと、気づいたときにはラスボス(経済的自由?)を倒し、

エンディングには「めでたし、めでたし」と笑える日が来るはずです。

この記事を読んでくださったあなたもぜひ、今日という一日をレベル上げに充てるつもりで、

未来の自分への投資を続けてみてくださいね。

ゲームクリアならぬ、目標達成に向けて一緒に頑張りましょう!