今年初めから始まった金融引き締めの影響で、米国金利が上昇し続けた結果
SOXL(半導体株ブル3倍ETF)は一時、10.53ドル(7月5日)まで下がっていました
年初来最高値74.21ドル(1月4日)からすると60ドル以上の低下です
七分の一以下になってしまいました
そこから緩やかに回復し始め、8月上旬には22ドル台まで上昇していました
『インフレ抑制の成功に兆しが見えれば、金利上昇は緩やかにする可能性がある』
このFOMCでのパウエル議長の発言の影響を受けて、マーケット全体が高揚するのを感じました
しかしそれも長くは続きませんでした
ジャクソンホール会議(8月25日開催)で「インフレ退治するには、もっと金利を上げていくべき」と
パウエル議長が発言したのを受けて、マーケットは動揺して強い下落モードへ突入
9月5日現在、SOXLは年初来安値付近に近づいてきています
このまま10.53ドルを割ってしまうのであれば、あとはどこまで落ちるのか想像できませんが
私はそうはならないような気がしています
チャートを見る限り、9月1日のローソク足はカラカサ、それもとても強いものでした
下落トレンドが継続するかどうかの重要な局面です
おそらく米国CPI(9月13日発表)が大きな節目になると考えられます
そこで悪い結果が出れば、最安値を更新するするほどの下落があると思います
そうでなければ、また20ドル台を目指して緩やかにではありますがSOXLは回復すると思います
楽観視しすぎず見守っていきたいと思うアヒルなのでした