投資と農業は、利益を得るまでの過程が非常に似ています
良い土(投資商品)を探し、そこに種(お金)を撒いて
水や肥料(時間)をかけて育つのを待ち、時期がくれば収穫(利益確定)する
土(投資商品)の質が悪ければ、収穫物(利益)がうまく育たず
種(お金)が少なければ、収穫物(利益)は少なくなり
水や肥料(時間)が適量でなければ、収穫物(利益)の量と質は落ちてしまいます
『時間をかけて、育つのを待つ』
最も重要かつ醍醐味ともいえる部分です
投資の神様とよばれる「ウォーレン・バフェット」はある日こんな質問をうけます
「あなたの成功の背景となった投資理論は、極めてシンプルなものだ。
一体、なぜ世間の人々はあなたの手法を真似しないのか?」と
すると彼はこう答えました
「その理由は、ゆっくり金持ちになりたい人なんていないからだよ」と
みんなすこしでも早くお金持ちになりたいと思っているがゆえに
正常な判断力を失い、自分の身の丈を超える投資や分不相応な手段に出たりしてしまいます
半年や一年で資産を増やそうとするのではなく
10年単位で考えて、ゆっくり時間をかけて資産を築いていく
それが投資において、もっとも重要でかつシンプル
そしてもっとも難しいことなのではないかと思い知るアヒルなのでした