27日のFOMCでパウエル議長が「今後の利上げはこれまでの経過を見て判断する」と
発言したことを受けて市場ではある種の楽観ムードが漂っています
次の利上げでは0.25もあり得るかも、といった期待が出てきたことで
為替と米国市場に非常に大きな影響が出ています
まず為替では、一時139円をつけていたドル円レートが
7月29日21時現在133円台まで落ちてきています
この2日で6円も動くっていうのはすごいことです
2~3ヵ月かけて数円しか動かないことなんてザラですからね
そして米国の株式市場では、利上げのペースが鈍化されることを期待して
ほぼ全面高となりました
これからどのようなことが起こっていくのか
その未来を織り込んで推移していくのが株式市場です
中立金利に達したあと、インフレと雇用について安心するデータが見つかれば
これ以上の利上げはせず来年は利下げをする、といった予測が生まれます
そうなれば市場にお金が流れてきやすくなり、株価の上昇に繋がります
まだまだ一時的なものですが、今年中にさらなる悪材料が出ないかぎりは
緩やかな上昇を継続していくと思います
そうなってくれればうれしいな、と淡い期待を抱いているアヒルなのでした