2022年が始まってすぐ、この下落相場がスタートした時には楽観視している人が多かった
「下落といっても一か月とか二か月で終わるんでしょ?コロナの時もそうだった」
ぽかぽか温泉で調整されたお湯加減のような相場に慣れた陽気な投資家たちの中には
突然の冷水(下落)をぶっかけられ続けて、脱衣所(退場)へと出ていってしまう人が多くいました
コロナ・ショック後の、急回復してからほぼ上昇しかしていないぬるま湯相場
それしか知らない投資家にとっては、今回ははじめて入る冷水相場
自分の整うタイミングに合わせて冷水相場から出れればいいのですが
そこではじめてロッカーの鍵(利益)を失くしていることに気づき、急いで探すハメになります
そうなると整っていた気持ちもいつの間にやら焦りへと変わり
全部台無しになるような行動へ移ります
「損切りしました。退場します。今回のことを教訓にしていきます」と
全裸で受付まで行って、新しいロッカーの鍵(利益)を貰いにいこうとします
投資をはじめたときに考えていた長期投資は
あくまで利益が出ている状態だからこそ耐えられるもの
マイナスの状態が長く続けば、それを経験したことのない人に継続は困難になります
自分がこれからどれぐらいのマイナスになるのかを過去のデータから想定し
事前に受け入れてあらかじめ「整えておく」ことが
長期投資をはじめる投資家に、最も必要なことなのかもしれません
わたしはこれからの相場を全裸のまま耐え忍んでいく所存です