投資するべきは、インデックスなのか個別銘柄なのか
これは投資家の誰もが一度は悩み、そしてそれぞれの答えを出して進んでいきます
インデックス(指数)は分散投資が自動で行われており、安心感があります
下落時に買い増すこともインデックスなら推奨されます
長期的に見ると、よほど偏った指数でない限り上昇していくことが見込まれるからです
その点、個別銘柄はインデックスのほぼ反対の性質を持ちます
集中しているがゆえに、リターン&ロスはインデックスの比になりません
個別銘柄の一年間のボラティリティ(変動幅)は+50%~-50%なんてものもよくあり
さらに信用取引(レバレッジ)も最大3.3倍まで可能なので
インデックス投資にレバレッジをかけたものよりも
とてつもない速さで資産形成が出来る可能性があります
ですがその逆も然りで、大きな損失を発生させる可能性があります
インデックスのように、長期的にずっと右肩あがりの会社は少なく
特に日本にはそのような会社はそれほど多くはありません
どうしても短期的な取引をする機会が増えてしまいます
短期的な取引をするということは、それだけ多くのエネルギーを使います
銘柄を分析する時間や労力
ボラティリティに耐えるメンタル
エントリータイミングなど
日常から少なくない時間が取られます
そのエネルギーを注いだ分、確実にリターンが増大するかと言われると
そうではない場合が往々にしてあります
会社の業績を完全に予想することは困難を極め
業績が伸びていたとしても、地合いや機関投資家の思惑で
派手にパワーゲイザーを食らう可能性もあります
まさしくランダムウォークです
読むことなど出来ないものです
それでも個別銘柄を購入する人が絶えないのは
インデックス投資にはない魅力があるからです
ボラティリティの激しさ、テクニカル分析をする面白さ、決算を読み解いていく楽しさ
それらには独特の魅力があります
個別銘柄を購入する際にはお気をつけください
その魅力に憑りつかれたら、もう逃れられないかもしれません