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投資信託(レバナスとFANG+)に積立投資して3年と8ヶ月。2025年7月29日(月)現在の資産額

2025年7月前半の米国株市場まとめ ~ 主要指数過去最高と資産2700万円の「壁」突破!

はじめに

2025年7月4日から7月29日にかけて、米国株式市場は大きな盛り上がりを見せました。

主要株価指数であるS&P500やナスダック総合指数が相次いで過去最高値を更新し

景気指標や企業決算にも明るいニュースが目立ちました。

そのおかげで、筆者(初心者投資家)の資産総額もついに2700万円の大台を突破!

上の画像は資産総額が過去最高値を更新し、初めて2700万円を突破した際のスクリーンショットです。このブログ記事では、初心者の方にも分かりやすいように

最近の米国株市場の動向と注目トピックを振り返ります。

株式指数の快進撃:過去最高値を更新

まず注目すべきは、市場全体の力強さです。

7月中旬、S&P500指数ナスダック総合指数が連日で過去最高値を塗り替えました。

7月17日にはS&P500が約6,297ポイント、ナスダック総合は20,884ポイントまで上昇し

ともに最高値で取引を終えましたreuters.com

実に6月末以来、わずか半月ほどでS&P500は6回
ナスダック総合は7回も最高値更新したことになりますreuters.com

この快進撃には、強い経済指標や企業決算を背景に「アメリカの消費者が活性化している」

という安心感が広がったことが大きく寄与しましたreuters.com

7月下旬にかけても勢いは続き、7月23日にはS&P500がついに6,358.91ポイントに達し

ナスダック総合も21,020ポイントを突破しますreuters.comreuters.com

ダウ平均も45,000ポイント台に乗せ、昨年末の史上最高値にあと一歩と迫りましたreuters.com

主要3指数がそろってここまで上昇した様子は、
「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」の興行収入ぐらい激しい勢いでした

投資家たちはウォール街の“恐怖指数” (VIX) が5か月ぶりの低水準まで沈む中で強気一色

『ファイナルファンタジー』の勝利ファンファーレが聞こえてくるようでしたreuters.com

こうした指数上昇の背景には、米国と欧州連合(EU)の貿易交渉進展という朗報もありました。

7月23日には、米EU間で日本との合意を模した貿易協定の方向性が示され

米国がEUからの輸入品に課す関税率を27.5%から15%へ引き下げる見通しとなりましたreuters.com

自動車を含む幅広い品目が対象となるこの合意案は、「貿易戦争」への懸念を和らげ

市場に安心感を与えました。YAT安心!貿易交渉です

景気と金融政策:消費は堅調、インフレは小休止?

マクロ経済指標も市場の追い風となりました。

例えば7月発表の6月分小売売上高は、市場予想を上回る力強い伸びを示し

「インフレがあっても米国の消費者は財布の紐をゆるめている」

との見方が強まりましたreuters.com

実際、飲料大手ペプシコや航空会社ユナイテッド航空など

消費者相手の企業の決算でも強気の業績見通しが示され、株価上昇につながっていますreuters.com

消費関連が好調なおかげで、マーケット全体も
「我がアメリカの経済は、世界一ィィィ!!」という雰囲気です。

景気後退の懸念も「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」と跳ね飛ばしているかのような心強さ。

一方で、インフレ指標には注意も必要でした。

7月中旬には6月の消費者物価指数(CPI)が発表され

前年同月比+2.7%と前月の+2.4%から上昇率が拡大しましたreuters.com

物価上昇圧力がやや再燃したことで、7月末の米連邦準備制度理事会(FRB)会合でも

すぐの利下げには慎重姿勢が維持されそうですreuters.com

トランプ大統領(※2025年時点で大統領職に復帰)が「金利を1%に下げろ!」

と異例の圧力をかけたことも話題になりましたが、FRBのパウエル議長は動じず

現行の政策金利4.25~4.50%を据え置く見通しですreuters.comreuters.com

FRBのスタンスは「動かざること山の如し」

しかし必要なスタンスと思います

実は今年4月初旬、トランプ大統領が突如発表した

「解放の日」関税(対中制裁強化)によって市場が動揺し春先には株価が急落する場面もありました。

しかしその後、企業業績や景気指標の底堅さが確認されると、株式市場は見事に立ち直ります

4月の急落から数か月で最高値圏まで駆け上がるさまはさながらジェットコースター

たくさんの市場参加者が途中下車してしまったのではないかと思われます

このように景気と金融政策という観点では、「消費は強いがインフレ再警戒」

という綱引きの中、FRBが慎重に舵を取り、市場はそれを織り込んで前進したと言えるでしょう。

ハイテク・FANG+関連の明暗:決算シーズンの主なトピック

次に、筆者が主に投資しているハイテク株やFANG+銘柄に関するニュースです。

当期間は主要ハイテク企業の2025年4~6月期決算発表が相次、市場の注目を集めました。

七英雄(マグニフィセント7)と呼ばれる代表的な銘柄たちが、特に話題になりましたね

ワグナス:Wagnas、ノエル:Noel、スービエ:Subier、ダンターグ:Dantarg、ロックブーケ:Rocbouquet、ボクオーン:Bokohn、これらの7社
世界を救うと人々に言い伝えられている伝説の7社です。

・・・・・・すいません、嘘です。ルドン送りだけはやめてください。

  • Netflix(NFLX) – 予想を上回る好決算:動画配信大手Netflixは7月17日に発表した決算で
  • 売上高が前年同期比+16%の111億ドルに達し、
    純利益も31億ドル(1年前は21億ドル)へ大幅増益となりましたinvestopedia.com
    1株利益(EPS)は$7.19と市場予想の$7.09を僅かに上回り、看板コンテンツの貢献もあって
    「まだまだ成長は終わらない」ことを示しましたinvestopedia.com
    株価も発表翌日に上昇し、市場の評価は上々です。人気シリーズの完結編効果もあり
    視聴者を「心身掌握」(ハートキャッチ)した四半期だったのかもしれません。
  • Tesla(TSLA) – 自動車販売の減速で失望:
    一方、電気自動車メーカーの雄テスラは7月19日発表の決算で厳しい現実を突きつけられました。
    4~6月期の売上高は約225億ドルと前年同期比▲12%の減収となり、
    市場予想にも届きませんでしたinvestopedia.com
    調整後1株利益も$0.40と予想の$0.42をわずかに下回り、
    販売台数の伸び悩みや値下げ攻勢の影響が色濃く出ていますinvestopedia.com
    この結果を受け、決算発表後の株価は一時下落しました。
    イーロン・マスクCEOは電話会議で自社AI(自動運転技術やロボタクシー)の可能性に
    言及し強気の姿勢を崩しませんでしたが、市場の視線はシビアです。
    「テスラ株は充電切れか?」なんて揶揄する声もあり、ここからの反発に注目です。
  • Alphabet(GOOGL) – クラウドと検索が好調:
    Googleの親会社アルファベットは7月23日、予想を上回る決算を発表しました。特にクラウド事業と検索広告で堅調な売上成長を示し、結果は「予想以上に上出来」と受け止められましたinvestopedia.com。売上全体も前年同期比で2ケタ成長となり、株価は時間外取引で上昇。
    「我がGoogle帝国に一片の弱みなし!」と言わんばかりの内容で、
    同社株を組み入れるFANG+指数にも追い風となりました。
  • NVIDIA(NVDA)ほか 半導体セクター – AI需要が牽引:
    AIブームの立役者とも言える半導体分野も引き続き好材料が出ています。
    世界最大の半導体受託製造メーカーTSMC(台湾積体電路製造)が四半期ベースで
    過去最高益を記録し、「AIチップ需要はますます強まっている」とコメントすると、
    米国市場でも関連銘柄が軒並み買われましたreuters.com
    7月中旬には、NVIDIA株も一時+2.25%の上昇reuters.comを見せ、
    マーベル・テクノロジーやAMDなど他のチップ株も上昇基調となりました。
    FANG+には含まれませんが、NASDAQ100を牽引する存在としては無視できません。
    AIという名の新規需要に支えられ、「魔法のランプを手に入れたアラジン」のごとく
    半導体セクターは強さを増しています。
  • Texas Instruments(TXN) – アナログ半導体には逆風:
    ハイテク好調の裏で、気になる弱気シグナルもありました。
    アナログ半導体大手のテキサス・インスツルメンツは7月中旬に発表した7~9月期の業績見通しが
    市場予想を下回り、株価が一日で12~13%急落する事態となりましたreuters.com
    第2四半期自体の業績は増収増益でしたが、先行きの弱含み(特に自動車や産業向け需要の陰り)を
    嫌気された形です。ちょうど他のハイテク株が順風満帆だっただけに、
    このTXNの失速は「ん?もしかして景気の影の魔物がいるのか?」と投資家に不安を抱かせました。
    ただし、これも個別企業の事情であり、今のところ全体相場を揺るがすまでには至っていません。

以上が主なハイテク・FANG+関連のニュースです。
総じて見ると、「勝ち組はより強く、苦戦組は明暗」といった印象でしょうか。
とはいえFANG+やNASDAQ中心に投資している身としては、
好決算組の恩恵がポートフォリオにしっかり現れてくれたのでホッと一安心です。

さて、ここからは少し筆者個人の話です。この7月前半の相場上昇によって、
筆者の運用資産はとうとう過去最高額を更新し、2700万円のラインを突破しました。
7月第3週頃に初めて終値ベースで2700万円を上回り、その後も概ね高値圏を維持しています。
「〇〇ショック」「〇〇危機」など数々の修羅場をくぐり抜けてきた5年間の投資ライフで、
念願だった5000万円に向けた折り返し地点に立ったようで感慨深いです。

もっとも、資産額が増えると嬉しさと同時にリスク管理の大切さも改めて実感します。
例えば、過去には急激な調整局面で評価額がドカンと減りヒヤリとした経験もありました
(上の資産推移グラフを見ても、特に昨年~今年春にかけて大きな上下動があったのが分かるかと思います)。
株価絶好調の今だからこそ、油断せず「利確」や「分散」といった基本を忘れないことが大事ですね。
いざという時の備え(現金比率やメンタル含め)は怠らず、しかし目標達成に向けて引き続きレベル上げ(資産運用)を頑張っていきます!

まとめ:初心者投資家へのメッセージ

2025年7月4日~24日の米国株市場は、主要指数の最高値更新ラッシュに湧き、
ハイテク企業の決算もおおむね良好と、全体的に明るい話題が多い期間となりました。
強い消費や良好な企業業績が株価を押し上げた一方で、
インフレや一部企業の失速といった注意点もあり、マーケットは常に
「光と影」のバランスで動いていることを再認識させられます。
「楽観と警戒の二刀流」は、初心者から上級者まで投資家全員に求められる姿勢でしょう。

幸い筆者のポートフォリオもこの期間の追い風に乗って順調に伸びてくれました。
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の名ゼリフ「最後のシ者は自分自身」という言葉がありますが
投資でも最終的に敵(味方)となるのは自分の欲や恐怖です。
市場が良い時ほど浮かれ過ぎず、悪い時ほど悲観に沈み過ぎず
自分自身のコントロールをしながら歩んでいきたいですね。

これからもレバレッジNASDQ(レバナス)やFANG+といった
お気に入りの投資商品たちとともに、「目指せ資産5000万円!」の旅路は続きます。
引き続き、一緒に頑張っていきましょう。

(この記事中の市場動向・企業業績に関するデータはreuters.comreuters.comreuters.comなど公開情報に基づいており、投資の参考情報として提供しています。)