ここ最近、金の価格が高騰しているというニュースをよく耳にするようになりました
戦争や紛争などで世界情勢が乱れたり、景気が後退したりすると
安全資産である「金」に注目が集まるようになります
株や債券などは、その発行元に不安材料が生まれたとき
一旦そこから資金を引き揚げてリスクを回避しようとする動きがあります
その引き揚げた資金はどこへプール(保管)するのか?
現金のままの方も多いですが、「金」へ投資される方
「有事の金」というやつですね
気になるのは「金」に投資するとどれほどのリターンがあるのかというところですね
投資対象として「金」はどうなのか?魅力的なのかどうか?
私なりに調べた結果をここに載せます
結論からいうと
「金」は、資産を維持する手段としてはアリ!
逆に、資産の増加を見込んでの投資対象としては「微妙!」となりました
上図のチャートは米国の金価格との連動を目指した金ETF「SPDRゴールド・シェア(1326)」です
右肩上がりではあるのですが、長い停滞期間がありました
2011年8月~2019年5月までの約8年間(青い太線)は、ほぼ横ばいでした
金は平和だと価格上昇しないんですよね
こちらはS&P500連動のETF「SPDR S&P 500 ETF TRUST (SPY)」のチャートです
金の価格が横ばいだった2011年8月~2019年5月までの約8年間(赤い太線)で
130ポイントから330ポイント、約2.5倍以上の数値になっています
資産形成時期においてはある程度のリスクを覚悟して投資することが重要となってきます
安定している資産として「金」は魅力的ですが、いまの私には適していないと判断しました
「資産も増えてきたから、そろそろ金や債券のような安全資産を買おうか」と
言える日がくることを願っています
金についてはまだ解消できない疑問が残っているので
もっと情報を仕入れて定期的にアウトプットしていきます